キルギス⑤

元々は大分県知事が提案したというOVOP (一村一品)を推進しているお店を見学。ビシュケクの街中にあるこの店はとてもオシャレ。豊富な種類の食品、手芸品、コスメが並んでいる。
この事業もJICAの主導で、村の人々、特に女性の自己肯定感、自信、社会貢献度の醸成に役立っているという。
日本の「無印良品」とも提携しており、審査も厳しいらしい。
今では、7州全部から3300人の生産者が加入しており、ドバイ、カタール、ロシアなどに出稼ぎに行く女性に、自国で稼げる仕組みを作ることに貢献しているとか。
プロジェクトコーディネーターの中沢まいさんの話によると、キルギスの人たちは仕事上のコミュニケーションが苦手で、日本でいう「報連相」を徹底すること、整理整頓を指導して仕事の効率を上げることなどの課題もあるそうだが、その生産物を見るととても良い品物が美しく並んでいて、買う人の心をくすぐる。
もしキルギスに来るチャンスがあれば、ぜひここで買い物をして、キルギス人の生産意欲を高める支援をしてもらえたらと思う。

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