松阪市民病院のゆくえ

夜7時から9時過ぎまで「松阪市民病院のあり方検証委員会」を傍聴。今回が市長への答申書提出前の最終回。
コロナ禍で中断していましたが、委員会の答申は、市民病院は指定管理者制度を活用することが適切であるという結論に至りました。
急速に進む人口減少や少子高齢化による病院経営への影響は大きいものです。
高度化する急性期医療の確保のためには、一定の急性期医療を集約化させ、市民病院は不足している回復期病床を増やした方が市民にとっても職員にとってもメリットがあるという。
公設民営化で、市民病院という名称は変わらず、回復期病床の増加が見込まれます。(急性期病床も少なくなるがゼロにはならない)
松阪中央総合病院か、済生会松阪総合病院のいずれかによる指定管理者制度の活用が望ましいという案に、すべての委員(医療関係者、住民代表を含む)が賛成しています。
不安を抱く市民の皆さんには、充分な説明が求められます。(「地域医療を考えるシンポジウム」は、 10月9日午後1時30分より、松阪市産業振興センターにて)