ナターシャ・グジーさんの歌声

急用で行けなくなった方から、ナターシャ・グジーさんのコンサートチケットをいただき、行ってきました♬
ウクライナ出身のナターシャさんは、6歳の時に父親の勤務地であったチェルノブイリで被曝、今は日本在住22年となり、破壊されている祖国ウクライナへの思いと合わせて、2度も「ふるさと」を失う悲しみの気持ちが伝わってきました。
「防人の詩」には一番心を打たれました。聞く人の経験によって、それぞれが思い浮かべる山や海、風、空や季節も違うはずですが、同じ歌詞に涙することには、歌の素晴らしさを感じざるをえません。
アンコールに応えた曲は「ふるさと」。これを聴けば、ウクライナの人々と日本人の心をつなぐ架け橋として、ナターシャさんがしっかりとその役割を果たしていらっしゃることがわかります。
(帰りにCDを買ってサインしてもらいました。)