委員会で補正予算は賛成、条例案については質疑をしました
本日は総務企画委員会があり、補正予算や条例議案について審査しました。
コロナ対策費としての一つは、文書管理事業費(394万5千円)。市は毎日600~1000通の郵便物を出しているそうですが、この発送作業には3名の職員が手作業であたっています。それをこの予算で自動化し、接触可能性の低減化を図るという狙いです。将来的には人員の削減を視野に入れてのことだとか。こんなに多くの郵便物を出していることに驚きました。
これを含め、補正予算全て、委員会では審査の結果、挙手多数で可決するものとしました。
また、条例案の中で、「松阪市地域づくり組織条例」制定についてが議案として上がっており、これについて質問をしました。地域づくり組織という大きな枠組みの中ですが、現場ではそれぞれの立場や処遇がどうなるのかがわからず、また、組織図が明確に示されていないための戸惑いや心配の声が上がっているからです。
例えば公民館はコミュニティセンター化される方向で検討されていますが、公民館は教育委員会の管轄で生涯学習の場でもあります。一方で、コミュニティーセンターは市長部局の管轄で単なる集会所と位置付けられています。公民館がコミュニティーセンターとなることによって、生涯学習はきちんと担保されるのか、など。
公民館館長の処遇についても市の担当課から明確な答弁は無く、まだまだ曖昧なものであるとわかりました。住民協議会と自治会連合会を合わせて「住民自治協議会」とする条例案には賛成しましたが、これから4月までの期間に、全て地域に丸投げではなく、基本方針は市の方で詳細も含めて詰めて欲しいものです。