建設水道委員会質疑
建設水道委員会に付託された議案の審査。私もいくつか質疑しました。
①道路維持修繕事業費(4億1291万円)のうち、市道の草刈り(5457万円)は、年間どの季節に刈るかの計画はどのようになっているのか。また市民からの要望があった場合、どのくらい対応してもらえるのか。
草のよく伸びる梅雨前と残暑〜秋のタイミングで通常、計画をする。要望があった場合は、通学路、見通しの悪い交差点など部分的な草刈りに応じることがある。
②道路照明灯LED化事業費(本年度は4000万円で3年計画)について、水銀灯と取り替えるという事業であるが、有害産業廃棄物となる水銀灯については、誰が処分するのか。またその費用は。
取り替えの工事発注の中に入っている。よってその費用も含めた入札となり、処分もその業者の責任となる。
③クリーンセンター関連維持修繕事業費(250万円)は、クリーンセンター建設に伴う周辺4自治会の地元要望の環境整備にかかる費用であるが、どんな要望なのか。また昨年は750万円だったが、これは何をしたのか。
令和5年度は立野町の側溝の修繕工事の費用。昨年度は笹川町の側溝改修工事費で、双方の延長の長さが異なるため費用が異なる。
④都市公園維持管理事業費(2億5015万円)のうち、公園内の公衆トイレ清掃は、どのくらいの頻度で行うのか。五十鈴公園内のトイレは汚れが目立つが、報告をすれば追加して掃除してもらえるのか。
28ヶ所の公園の中で、松阪公園、鈴の森公園、宝塚古墳公園、総合運動公園の4ヶ所は毎日の清掃、他は月曜日と金曜日の週2回。確かに五十鈴公園内トイレは愛宕町が近いこともあり夜間でも使用があることは確認している。連絡があれば、清掃を手配する。
⑤松阪市総合運動公園デイキャンプ場条例の制定について、松阪市森林公園なら川遊び、山歩き、釣り、子ども用フィールドアスレチックなどで遊べるのでデイキャンプも良いが、総合運動公園では、バーベキュー以外に、何をする人を対象と考えるのか。アウトドアブームがこれからも長続きすると考えられるのか。
近くに農業用池があり、そこで釣りやボート遊びができれば、と考えたが、安全性が担保できないため実施に至らなかった。自然の中で焚き火やバーベキューをして交流する学校の生徒や自治会の子ども会などにも利用していただきたい。SNSでキャンプの魅力を知った新たな層もあり、自動車、ファッション、フードにもキャンプのもたらす広がりは大きいので今後も需要は続くと考える。
などでした。建設水道委員会で審査された議案は採決の結果、全て「認定するものとする」となりました。ただ私は、デイキャンプ場の経営には少し不安を感じます。総合運動公園は「自然」でもありません。既に出来てしまったものなので、経営努力を希望します。