「ノミ友だち」と、繊細でユーモラスな作品
私からの連絡はいつも急!「明日行ってもいいですか?」
それでも、川合さんはいつも快く引き受けてくださいます!
今日は、関市の森田さんと松阪市の下條さんを、川合さんのお世話で繋いでいただきました。40年ほども前に新潟県三条市の職人から一流のノミを買って仏像を彫ろうと一大決心し、大枚叩いてセット購入された下條さん。仏像からモンローや魚まで繊細な彫刻の腕前の森田さん。ノミのセットは本日、県境を越えて下條さんから森田さんへとわたりました。
森田さんの芸術作品の繊細さに唸りながらも、ユーモア感覚や遊び心もある彫刻には、見るものの心を奪う魅力があります。
「イチゴショート」は分解もできて、「認知症トレーニングになるんです(森田さん)」と。精巧なパズルに私はお手上げでした。
「秋刀魚」は、一枚の板から作ってあります。別々に彫ったのではありません。「鮭」の腹にある2本の軸も別物ではなく、一体となっています。(どうやって腹の中を彫ったのだろう)「アーモンドフィッシュ」の袋も木から作ってあり、「食パン」「バナナ」、、、
あー、もう!冷たいお茶と共に出していただいた和菓子まで「木」だったりして、と、疑いたくなりました!
ランチには「そばのカフェ おくど」へ。ここは古民家コワーキングカフェ。松阪市のコワーキングスペースの参考になりました。また、帰路、関鍛治伝承館に立ち寄り、「刃物の町」関市の魅力に触れました。