新年度予算に思う②
新年度当初予算に思う②
中山間地域の振興事業として、香肌峡トレイルランニング大会への調査・準備費として53万円が上がっている。
山をフィールドに行われるトレイルランニングは、近年各地で大会が開催されており、松阪市でも令和5年度の開催を目指し、今年度は開催者がノウハウを習得するためのプレ大会を開催するとともにコース設計調査の業務委託を行う予算だという。
飯高の2つの山をフィールドにコース設計をするらしく、そのことは、スポーツツーリズムを推進したい私は大賛成だ。
ただ、中山間地域の振興事業として行うなら、交流人口を増やせる工夫をしっかりすること、また地域に経済効果があるように滞在時間を長くする提案が必要だと思う。道の駅などの店舗や温泉に寄ってもらえるクーポンやお得情報を発信するなど、スポーツにプラス効果が大切。
また、さらに今後は、松阪市内に宿泊してもらえるプランも積極的に提案し、関西圏や中京圏からのトレラン参加者やその家族に中心市街地も訪れてもらえるよう観光事業とも連携して欲しい。
コロナ禍に負けないアウトドアスポーツとしての発想はとても良いが、地域振興としてだけでは無く、アフターコロナも見据えたスポーツツーリズム事業として広く考えては、と思う。